海外安全対策情報(平成28年度第4四半期)

海外安全対策情報(平成28年度第4四半期)

平成29年4月14日
在ホーチミン日本国総領事館
海外安全対策情報
(平成28年度第4四半期(平成29年1月~3月))

1 社会・治安情勢
公安当局によれば,2014年5月中旬に発生した反中デモ以降,ホーチミン市内及び周辺省・都市においてはデモ等の発生は確認されておらず,現在のところ当地の治安情勢に特段大きな問題はない。
しかし,今後の国際情勢如何によっては,反中デモやテロ等が発生する可能性は否定できないことから,デモ等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れ,無用のトラブルに巻き込まれないよう注意を要する。

2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)以下の統計はホーチミン市統計局発行の「ホーチミン市社会経済状況」2017年3月から抜粋したもの。刑法犯及び麻薬犯罪はやや減少した。
【刑法犯関係】(2016年11月16日~2017年2月15日実績)
ア 刑法犯発生件数:1209件(昨年同期比-7.35%)
イ 刑法犯検挙件数:785件(検挙率64.93%)
【麻薬犯罪等】(2016年11月16日~2017年2月15日実績)
ア 麻薬犯罪検挙件数:424件(昨年同期比+60件)
イ 麻薬犯罪検挙人員:852人
ウ 売春宿摘発数:13件
エ 売春斡旋等検挙人員:67人
オ 賭博犯罪検挙件数:99件
カ 賭博犯罪検挙人員:749人

(2)邦人被害事案
ア 1月中旬の平日深夜,1区レタントン通りにおいてタクシーを下車し,カバンを肩に掛けようとしたところ,後方から来たバイクの運転手にカバンをひったくられた。
イ 1月下旬休日夜,1区レタントン通りの自宅アパートにおいて,現金と財布等を入れたバッグを部屋に置いて外出したところ,後日,バッグに入れていた現金が盗まれていることに気づいた。
ウ 2月中旬の平日夜,空港においてセキュリティチェックを受けた際,ショルダーバッグを置き忘れ,5分後に気づき戻ったが何者かに持ち去られていた。
エ 3月下旬休日昼間,3区のサービスアパートにおいて,プールエリア内更衣室ロッカーにiphoneを入れ施錠したが,遊泳後,更衣室に戻ってみるとスチール製のロッカーの扉がこじ開けられており,中に入れていたiphoneが盗まれていた。防犯カメラの映像から犯人が判明し,後日,犯人は逮捕された。

(3)邦人以外の被害事案
ア 1月中旬,1区においてドイツ人男性が市内を散策中,外国人男性2名から「紙幣のコレクションをしており,特別な紙幣があった場合は高額で買い取るので,紙幣を見せてくれないか」と話しかけられ,手持ちの紙幣を渡したところ,欲しい紙幣はなかった旨告げられ返却されたが,後で確認すると200万ドンが盗まれていた。
イ 2月下旬,1区においてフランス人観光客が荷物を置いたままタクシーを下車したところ,タクシーが急発進し荷物を載せたまま逃走した。
ウ 3月下旬昼間,タンフー区において,ベトナム人女性が理容店に入ろうとしたところ,ベトナム人男性にスタンガンを押し当てられ荷物を盗まれそうになったが,巡回中の公安警察が見つけ犯人を逮捕したという強盗未遂事件が発生した。
エ 3月上旬,タンフー区の自宅前で椅子に座りipadを所持していたところ,歩いてきた男に催涙スプレーをかけられ,所持していたipadを盗まれるという窃盗事件が発生している。

3 テロ・爆弾事件発生状況
事件の発生は認知していない。

4 誘拐・脅迫事件発生状況
邦人に対する事件の発生は認知していない。

5 日本企業の安全に係わる諸問題
事件の発生は認知していない。