平成24年7月10日
在ホーチミン日本国総領事館
- 7月8日(日)午後8時頃、ホーチミン市1区チャンフンダオ通りにおいて、邦人に対する路上強盗未遂事件が発生しました。
- 邦人男性旅行者2名が、ホーチミン市1区のチャンフンダオ通りを市内中心部から宿泊先ホテル(5区方向)に向けて歩いていたところ、途中、すれ違ったベトナム人男性に尾行された上で何度か呼び止められた。邦人旅行者らがこれを断っていたところ、同ベトナム人男性は突然ナイフを取り出し、脅すような素振りを見せ、邦人旅行者の1人が所持していたバッグを強取しようとした。もう1人の邦人旅行者が付近の警備員に助けを求めていたところ、周辺に野次馬が集まり始め、ナイフを所持したベトナム人男性はバッグの強取を諦め逃走し、幸いにも何ら被害は生じませんでした。
- 当地においては、このような凶器を使用した強盗事件等、邦人に対する凶悪事件の発生は、極めて少ないものの、バイクによるひったくり被害が頻発している現状を踏まえ、邦人の皆様におかれましては、特に、夜間外出する場合は、男性複数であってもこうした路上強盗やひったくり被害に巻き込まれる、または狙われる危険性が高いことを改めて認識の上、貴重品はなるべく持たずに手ぶらで外出する、タクシー等の車を利用して移動する等の細心の注意を払って行動してください。
- また、不幸にも同種事案に遭遇してしまった場合は、絶対に抵抗せずに、犯人の指示に従って下さい。所持金品に執着することなく、ご自身の生命・身体の安全を第一に行動されるようご留意願います。
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