中嶋在ホーチミン日本国総領事のヴィンロン省・カントー市訪問 |
平成26年11月11日 | ||||||||||||||||||||
1. 11月5日、中嶋敏在ホーチミン日本国総領事は、メコン河の支流ハウ河にかかるヴィンロン省とカントー市をつなぐカントー橋を訪問し、2007年9月にヴィンロン省側で発生した橋脚崩落事故により亡くなられた犠牲者の慰霊碑に献花しました。
2. その後、ヴィンロン省のチャン・ヴァン・ロン人民委員会委員長を表敬しました。ロン委員長より、カントー橋完成によりメコンデルタ各省の経済開発が大きく促進された旨謝意が表明されると共に、近くヴィンロン省越日友好協会を発足させ、日本との交流を活発にしたい、外国投資を呼び込むために、日本人を含む外国人が安心して生活ができるような生活環境の向上に努めていきたいなどの説明がありました。
3. カントー市では、レー・ヴァン・タム人民委員会副委員長より、カントー市は2013年に市制10周年を迎え、メコンデルタ13省の中心的役割を担っているなどの説明とともに、カントー橋建設の他、オモン火力発電所やカントー大学などへの支援に感謝する旨の発言がありました。
4. その後、中嶋総領事は、ヴォー・トン・スワン博士が学長代理を務める南カントー大学を訪問しました。スワン博士は、九州大学で学位を取得し、メコンデルタの農業発展への貢献により、アジアのノーベル賞と言われるマグサイサイ賞を1992年に受賞された世界的に著名な農学者です。
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