中嶋在ホーチミン日本国総領事のダクノン省・ダクラック省訪問 |
平成27年1月27日 | ||||||||
1. 1月13日~15日、中嶋敏在ホーチミン日本国総領事は、ダクノン省及びダクラック省を訪問しました。
2. ダクノン省では、レー・ジエン人民委員会委員長と会談しました。ジエン委員長より、ダクノン省は中部高原地域4省のなかで最も生産力の低い省であるが、ボーキサイトの採掘量はベトナム国内最大で、今後アルミ生産の開始を目指している。農業でもコーヒー、コショウ以外に野菜、花卉、乳牛飼育などを発展させていきたい。また、自然豊かであり、最近、東南アジアで最長とされる洞窟が発見されたので、観光産業も発展させていきたい旨の説明がありました。
3. ダクラック省では、チャン・ヒェウ人民委員会副委員長と会談しました。ヒェウ副委員長より、ダクラック省は中部高原の中心で、コーヒー生産ほかコショウやゴムの生産が盛んであり、少数民族が混住しており、ベトナムの多様な伝統文化を垣間見ることができる。更に年間を通じて涼しい気候で、滝などの景勝地も多く、観光にも力を入れている旨説明がありました。
4. また、ホーチミン市からダクノン省・ダクラック省にかけて、「ホーチミン道路」の整備が進められており、両省とも、同道路の整備完了の暁には、ホーチミン市との交通・物流が大きく改善されるだろうと期待しているとのことでした。
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