中嶋敏在ホーチミン総領事のバクリュウ省訪問

 

平成27年7月10日

1.6月9日、中嶋総領事は、バクリュウ省を訪問しました。

 

2.バクリュウ省では、レー・ミン・カイ人民委員会委員長と会談しました。カイ委員長より、「バクリュウ省はカマウ省とキエンザン省、ハウザン省、ソクチャン省に接し、東側に海岸線を56キロ有している。台風などの影響がほとんどなく、周年安定した気候に恵まれている。主要産業は稲作農業であるが、メコンデルタ内では比較的小規模である。他方、エビ生産が盛んな地域であり、そのうちの約5割は養殖で、最近は施設内での生産管理するようになっている。」との説明がありました。

 

3.また、ベトナム南部の伝統民謡であるドン・カー・タイ・トゥ(Don Ca Tai Tu)はユネスコ無形文化遺産に認定され、バクリュウ省で昨年盛大なフェスティバルが開催されました。これからも、当地の伝統文化を保護・発展させると同時に、観光誘致にも力を入れていきたいとのことでした。

 

4.さらに、バクリュウ省では、現在、風力発電プロジェクトが進められており、近い将来52機の風力発電機が設置され、約100MWを発電する計画が進んでいるとの説明がありました。

 

 

   
 

 中嶋総領事とバクリュウ省カイ委員長