日本NGO連携無償資金協力

「南部メコンデルタ中核拠点病院施設の拡張、医師・看護師の技術向上」署名式

 

平成27年6月19日

 

 

2015年6月15日、日本NGO連携無償資金協力「南部メコンデルタ中核拠点病院施設の拡張、医師・看護師の技術向上」の署名式が、在ホーチミン日本国総領事館にて執り行われました。

 

案件概要は以下のとおりです。

 

1.案件名: 「南部メコンデルタ中核拠点病院施設の拡張、医師・看護師の技術向上」
2.供与金額: 358,688米ドル
3.被供与団体: 特定非営利活動法人 日本口唇口蓋裂協会
4.プロジェクトサイト: ベンチェ省
5.内容: 南部メコン地域の中核拠点病院であるグエンデンチュー病院の手術棟を拡張し、また、同病院を拠点として技術・教育研修の実施を行うことにより、重症患者への適切な治療及び医療従事者への効果的な教育を継続的に提供する。

被供与団体である特定非営利活動法人日本口唇口蓋裂協会は、これまでもベンチェ省を中心に数多くの口唇口蓋裂手術などの医療協力を積極的に進めてきました。

 

特定非営利活動法人日本口唇口蓋裂協会の現地事務責任者であるNguyen Minh Nghia氏から、在ホーチミン日本国総領事館・矢ヶ部義則首席領事に対し、本案件について説明があり、「本件は当協会が行っている口唇口蓋裂手術だけでなく他症例手術も行えることから省の医療に大きく貢献できるもの。日越友好の象徴になると考えており、日本政府には大変感謝しています。」と述べられました。これに対し、矢ヶ部首席領事は「貴協会のこれまでの素晴らしい活動はベンチェ省からも高く評価されています。本プロジェクトが同省の医療水準向上につながることを大いに期待しています。」と激励の言葉を送りました。

 

   
 

契約書に署名を行う矢ヶ部首席領事とNghia氏

 

握手を交わす矢ヶ部首席領事とNghia氏