ニントゥアン省伝統医学病院医療機材整備計画 |
平成28年1月7日 | ||||||||||||||||||||||||
2015年12月22日(火)、日本政府による対ベトナム草の根・人間の安全保障無償資金協力「ニントゥアン省伝統医学病院医療機材整備計画」(2013年度実施)の引渡し式典が、矢ヶ部義則 在ホーチミン日本国総領事館首席領事、ブイ・ヴァン・キー ニントゥアン省保健局副局長、レー・ゴック・アイン ニントゥアン省伝統医学病院長ら出席のもと、ニントゥアン省伝統医学病院において執り行われました。
ニントゥアン省伝統医学病院は、2012年8月に設立され、伝統医学と現代医学を融合した医療サービスを提供しています。しかしながら、同病院では医療機材の不足により、十分な診断・治療を行うことが難しい状況でした。
本件は108,898米ドルの支援を通じて、ニントゥアン省伝統医学病院の医療環境を改善し、専門的な機能を強化するため、モノクロ超音波診断装置、骨密度測定器、脳波計など、最も優先度の高い6種類の医療機材を整備しました。
式典において、矢ヶ部首席領事は「本件により、各疾患の早期発見・正確な診断・検査等が可能となり、ニントゥアン省の医療環境改善に貢献できれば幸いです。」と述べました。これに対し、アイン院長は「全ての機材は使用効果を表しており、診察や治療においていくつかの難題を解決できました。日本政府、在ホーチミン日本国総領事館に感謝するとともに、公平に診察・治療を行うべく、今後も職員一同、一致団結していきます。」と感謝の意を表明しました。
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