2016年1月27日(水)、日本政府による対ベトナム草の根・人間の安全保障無償資金協力「ソクチャン省ケーサック県ケーサック町アンフー集落内道路コンクリート舗装及びアンギエップ集落橋建設計画」(2013年度実施)の引渡し式典が、矢ヶ部義則 在ホーチミン日本国総領事館首席領事、フイン・アイン・ズン ケーサック県人民委員会副委員長、レー・ヴァン・エム ケーサック県経済インフラ室長、グエン・ヴァン・ディエップ ケーサック町党書記ら出席のもと、ケーサック町において執り行われました。
アンフー集落内の道路及びアンギエップ集落ナートゥン橋は、同2集落にとって省道932号線と繋がる重要な交通ルートです。しかし、道路の未舗装及び橋の老朽化により、同地域の子供の通学をはじめとした住民の日常往来や農作物運搬などの安全を確保することが難しい状況にありました。
本件は89,256米ドルの支援を通じて、アンフー集落内の道路計3,250mをコンクリート舗装し、アンギエップ集落のナートゥン橋を再建しました。
式典において、矢ヶ部首席領事は「本件を通じ、通学、通院といった住民の日常往来、農作物の運搬などが安全かつ円滑となり、他地域との交流が盛んになることで、同地域の経済・文化・社会の発展に繋がれば幸いです。」と述べました。これに対し、ズン副委員長は「本件が実施されたことで、県内の農村交通道路のシステムが改善され、農村と都会の格差が縮小されました。また、住民が医療や文化といった基礎的なサービスに容易にアクセスすることが可能となり、経済・社会の発展に繋がります。在ホーチミン日本国総領事館をはじめ、日本政府に心よりお礼を申し上げます。」と感謝の意を表明しました。
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スピーチを行う矢ヶ部首席領事 |
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テープカットの様子 |
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舗装された道路 |
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再建された橋 |
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