年末年始を利用して当地又は海外へ渡航される皆様へ(注意喚起)

 

平成23年12月
在ホーチミン日本国総領事館領事部

 

1 情報収集
 年末年始を利用して,当地又は海外旅行を計画されておられる方も多いことと思いますが,海外旅行先で,犯罪被害や何らかのトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。楽しい旅行にするためには,事前に現地事情の情報収集や理解することが非常に大切です。
 犯罪被害等に遭われた方の多くが事前に現地の情報収集を行っておらず,事前に知っていれば,未然に防げたケースも多く見られます。
 このため,外務省の海外安全ホームページや各国の日本大使館・総領事館のホームページ等で現地事情の情報収集に努めてください。
 当地ホーチミンで特に注意しなければならい犯罪手口は,「いかさま賭博」と「バイクによるひったくり」です。その手口及び予防策については,以下のアドレスからご確認ください。

2 旅券の有効期限日確認,保管及び年末年始の休館日
(1) 海外旅行先国では,旅券の残存有効期間6か月以上なければ,入国できない場合もありますので,旅券の有効期限日を必ずご確認ください(ベトナムでは法令上,3か月以上となっていますが,6か月以上ないと入国を拒否される事例も報告されていますので,不要なトラブルを避けるためにも,残存期間が6か月以上の状態で入国されることをお勧めします。)。
例年この時期,旅券の申請も急増します。旅券の更新申請は,残存有効期間が1年未満となった時点からでき,申請から交付まで1週間(申請の翌日から5営業日)の時間がかかりますので,早めにご申請ください。
(2) 当地で旅券を紛失又は不幸にも旅券を盗難にあった場合,次の(3)の当館休館日に加え,新たな旅券又は帰国のための渡航書を発給するには,警察の盗難証明書,戸籍謄本原本等が必要となり,また,ベトナム法令上,ベトナムの入国管理局にて,出国ビザ等を取得しなければ出国できず,相当の時間を要することとなり,予定どおりに出国することができないことになります。このようなことがないよう,旅券の取扱や保管は必ず厳重にしてください。
(3) 当館年末年始の休館日
12月29日(木,年末休暇),12月30日(金,年末休暇),12月31日(土,週休日),
1月1日(日,週休日),1月2日(月,年始休暇),1月3日(火,年始休暇)