平成25年1月
在ホーチミン日本国総領事館領事部
1.テト(旧正月)期間中の総領事館閉館日
以下のテト(旧正月)期間中,ベトナム政府機関は閉庁となり,当館領事窓口も以下のとおり,閉まりますので,お知らせいたします。
2月 9日(土) 週休日
2月10日(日) 週休日(テト元旦)
2月11日(月) テト休日・建国記念の日
2月12日(火) テト休日
2月13日(水) テト休日
2月14日(木) テト休日
2月15日(金) テト休日
2月16日(土) 週休日
2月17日(日) 週休日
2.テト(旧正月)に伴う注意喚起
(1)邦人が被害者となる犯罪被害
テト(旧正月)期間中及びその前後は,金欲しさに犯罪が増える傾向にあり,実際,昨年の邦人の犯罪被害は1月下旬~2月中に集中していました。
つきましては,ホーチミンで特に邦人の犯罪被害の多い「バイクによるひったくり」等に係る手口及び予防策について,以下のアドレスから必ず一読の上,ご注意ください。特に本年以降は,「バイクによるひったくり」の犯行主体とみられる麻薬使用犯罪者に対する強制収容措置が廃止される予定があることから,事実上野放しになった麻薬中毒者による犯行の増加が危惧されています。
●第6回邦人安全対策会議報告(平成24年の邦人援護状況等)
●バイクによるひったくり被害
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2011C345
●いかさま賭博被害
http://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/2011/june/20110621ikasama_tobaku_renzoku_hassei.html
(2)バイク運転者に対する強盗事件
当地紙報道等によれば,昨年秋頃からバイク運転者のバイクや所持品を狙った強盗事件が頻発しているとのことであり,特にテト(旧正月)期間中は被害拡大が予想されます。これまでの被害事例で確認されている手口等については以下のとおりです。
- 被害は午後6時~午前5時までの夜間~早朝の時間帯に集中
- ホーチミン市内中心部以外の車・人通りの少ない場所において発生
2区~7区(フーミー橋),10区,タンビン区,フーニャン区,ビンタン区,ゴーバップ区,トゥードゥック区 等
- バイクごとぶつかってきて転倒させた後,バイクや所持品を強奪する
- 行く手をふさぐ,あるいは併走接近し,武器(刃物,スタンガン,唐辛子スプレー)を使用してバイクや所持品を強奪する
- 背後から刃物で腕等を切りつけられ強奪される
- 単独走行者,特に高級バイクが狙われる傾向にある
現在のところ,上記手口による邦人の被害は確認されていませんが,日頃からバイクを利用されている方は,特に,夜間帯に単独で走行される際は十分ご注意ください。
(3)出国ビザ及び旅券の厳重管理について
テト(旧正月)期間中に,当地で不幸にも旅券を紛失又は旅券の盗難にあった場合,新たな旅券又は帰国のための渡航書を発給するには,警察の盗難証明書,戸籍謄本原本等が必要となります。また,ベトナム法令上,ベトナムの入国管理局にて,出国ビザ等を取得しなければ出国することができませんが,テト期間中はベトナムの関係機関も閉庁しているため,出国ビザ等を取得することができず,予定どおりに出国できないことになります。このようなことがないよう,旅券の取扱や保管は必ず厳重にしてください。
3.その他
(1)在留届の提出
1月16日アルジェリア南東部のイナメナスにおいて,石油プラントが武装集団に襲撃され,邦人を含む外国人多数が犠牲になる事件が発生しています。現在のところ,当地ではこのようなテロ情報は確認されておりませんが,こうした緊急事態の際の安否確認,緊急連絡等のために必要となりますので,3ヶ月以上滞在される方は在留届の提出をお願いいたします。インターネットでも在留届が提出できます。
http://www.ezairyu.mofa.go.jp/
(在留届に登録するメールアドレスはスマートフォンあるいは自宅PCのアドレスが望ましい)
(2)持ち込み外貨の税関申告
持ち込み外貨の未申告に起因するトラブルが散見されています。ベトナムでは現金5000米ドル以上或いは同額相当外貨を所持する場合,空港で税関申告する必要があります。この申告をせずに,出国の際に5000米ドル以上を持ちだそうとした場合,所持金を没収されますので,以下のアドレスから必ず一読の上,ご注意ください。
http://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/2011/august/20110823_gaishi_shinkokugaku_no_hikisage.html
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