渡邊総領事ご挨拶

2022/1/4
souryouji
皆様、新年明けましておめでとうございます。在ホーチミン日本国総領事の渡邊信裕(わたなべ のぶひろ)です。

 

 ベトナムにおける新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから既に2年近くになりました。ベトナム南部で生活される在留邦人の皆さまにおかれては、コロナ禍の下ではありますが、2022年の幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 

特に昨年は4月下旬から10月上旬までの約6か月間、ホーチミン市を含むベトナム南部において感染が急拡大したことで、前例のない厳しい社会隔離措置が執られ、在留邦人の皆さまの日々の生活やビジネス活動においても大きな制約や不安、これに伴うストレスもあったものと思います。当館においても、在留邦人の皆さまのコロナ感染対策として、また、コロナ禍の中で皆さまに少しでも安心・安全に生活していただけるよう、社会隔離期間中に175軍医病院の協力の協力を得て、在留邦人向けワクチン接種事業を実施しました。

 

 そのような厳しい時期も過ぎ、昨年10月以降、ホーチミン市や南部各省はウィズコロナの方針に舵を切りました。引き続き感染者は日々発生している状況にありますが、経済社会活動の再開により、ホーチミン市の街の活気も戻ってきました。引き続きオミクロン株など不透明な状況もありますが、ベトナム政府をはじめ地方当局においては、ワクチンの普及率を高め、コロナと共存しながら、経済の活性化に取り組んでおります。在留邦人の皆さまにおかれましても、引き続き感染対策に十分ご留意いただきながら、日々の生活を送っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

日ベトナム二国間関係につきましては、昨年11月にチン首相が、岸田政権最初の外国賓客として訪日し、両国の深い絆と緊密な経済関係が内外に示されると共にこれを更に拡大発展させていくことが確認されました。また、両国は2023年に日越外交関係樹立50周年という大きな節目を迎えます。この50周年を寿ぐべく、本年春には、日本側においては官民合同の50周年実行委員会の立ち上げも予定されており、両国首相は、「2023年を日越の新たな時代を切り開く節目とするようしっかりと協力していく」ことで一致しています。当館としては、記念すべき50周年を盛大に祝賀していくべく、今年一年様々な準備を行って行く予定ですが、その中で、50周年を盛り上げるイベント等を在留邦人や日本企業の皆さまのお知恵やアイディアをいただきながら共に考え、実施していきたいと考えております。

 

在ホーチミン日本国総領事館としましては、引き続き、在留邦人及び日系企業の皆様への支援と共に、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行いながら、様々なイベントの開催を通じた相互理解の促進や、地方訪問等を通じた交流を推進し、日本とホーチミン市をはじめとするベトナム南部との一層の関係緊密化と日本とベトナム両国の発展の基礎を一層盤石にするよう努めて参りたいと思います。是非引き続き皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

 今年一年の皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 
在ホーチミン日本国総領事

渡邊 信裕