渡邊総領事ご挨拶

2021/1/4
souryouji
   『皆様、新年明けましておめでとうございます。在ホーチミン日本国総領事の渡邊信裕(わたなべ のぶひろ)です。


   依然として新型コロナウイルス感染症の脅威が世界規模で続いていますが、ベトナムでは幾度かの市中感染が発生したにもかかわらず、中央政府及び地方省市の迅速且つ厳格な措置と、ベトナム国民の助け合いの精神が相まって、現在状況が落ち着いています。


   昨年の6月に当地に着任し、早半年が経ちました。この間、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大きなイベントの開催等が制限される中ではありますが、ホーチミン市を始めとする南部ベトナム各省の関係者、日系企業関係者及び在留邦人の皆様とお会いし、様々な活動を実施して参りました。このような中、昨年10月に菅義偉総理大臣が就任後初の外遊先としてベトナムを訪問されましたが、これは、非常に緊密な日ベトナム関係の表れであり、今後この二国間関係を更に一層発展させていくことの両国の強い意志を示すものとなりました。


   これまで半年の当地での活動を通じた印象として、第一に、ホーチミン市を始めとする南部ベトナムにおいて、これまでお会いしたベトナム関係者より一様に日本に寄せる大きな信頼感、日本人への強い親近感を感じることができました。これは非常に嬉しくかつ大変心強く思っています。このような信頼と良好な感情が引き続き維持されるよう努めていきたいと思います。第二に、日ベトナムの良好な二国間関係を背景に、ベトナム進出日系企業数の増加など、経済分野での関係が顕著に進展していることを感じます。ベトナムの安定した状況に加え、コロナ禍にあっても引き続きプラス成長を維持するベトナム経済の強さは、日本にとっても引き続き大きな魅力です。日本政府では、サプライチェーンの多元化を図る日系企業の取り組みの後押しに力を入れておりますが、これまで、日本政府、ジェトロが行った海外サプライチェーン多元化等支援事業では採択された日系企業の半数近くが採択事業の実施国としてベトナムを選んでおり(2020年12月時点)、ベトナムへの関心の高さが伺われます。


在ホーチミン日本国総領事館としましては、在留邦人及び日系企業の皆様への支援と共に、本年は引き続き新型コロナウイルス感染症対策をしっかり行いながら、様々なイベントの開催を通じた相互理解の促進や、地方訪問等による交流の強化を推進し、日本と南部ベトナムの関係の更なる緊密化と日本とベトナム両国の発展の基礎を一層盤石にするよう務めて参りたいと思います。是非引き続き皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。』
在ホーチミン日本国総領事
渡邊信裕