犯罪被害に遭ってしまったら

令和5年1月5日
犯罪被害に遭ってしまったら
 
1 二次被害の防止
(1) 最優先事項は身の安全
  不幸にも被害に遭われた場合でも,相手を追いかけたりせず,周りの人に助けを求めてください。犯人の特徴や車両ナンバーを記録して,事後の捜査に資する情報として,警察に届け出てください。
 
(2) クレジットカード等の悪用防止
  クレジットカードは早急に利用停止の手続きを取ってください。携帯電話も情報流出等を防止するため,電話会社やアプリで提供しているサービスなどで機能停止等の措置を取ってください。
(日本クレジットカード協会:https://www.jcca-office.gr.jp/consumer/correct/carryimportant/loss/
 
(3) 保険会社への連絡
 加入している保険会社に連絡し,被害回復や補償に必要な手続についてのアドバイスを受けてください。
 
2 警察等への通報・届出
(1) 犯罪被害に遭われた場合や事故に巻き込まれた場合には,まず警察に通報・届出をしてください。ただし,当地警察はほとんどの場合ベトナム語のみでの対応となるため,アパートの管理人やホテルの従業員などのベトナム人にサポートを求めることをお勧めします。保険に加入されている場合は,必要なアドバイスを受けてください。
(公安連絡先一覧:https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/anzen/chui_kanki.htm
 
(2) 内容によっては,観光局や空港の窓口に相談をすることもご検討ください。
・ホーチミン市観光局( http://visithcmc.vn/
「1022」に架電し、自動音声で「8」を押す(英語対応も可)
・ベトナム空港会社( https://vietnamairport.vn/en/
電話:3848-5383
・タンソンニャット国際空港(https://vietnamairport.vn/tansonnhatairport/en/
電話:3848-5634
3 当館への連絡
  当館にも被害の状況等をご報告ください。同種被害防止のための注意喚起にもなる貴重な情報です。当館にお越し頂いた方には書面様式に記載頂いておりますが,以下の内容を当館宛メール(ryouji@hc.mofa.go.jp)で、メール本文に記載し報告して頂いても構いません
1 身分事項
    ~氏名,性別,生年月日,旅券番号,職業,入国日,滞在資格,海外傷害旅行保険の有無
2 被害内容
   ~被害日時,被害場所,被害品(具体的に),負傷の有無(あれば具体的に),被害に
遭った時の状況,犯人の特徴,目撃者の有無 等

  また,旅券を盗まれてしまった場合には,旅券の再発給又は帰国のための渡航書発給手続きを当館で行っております。手続きについては,以下の案内をご参照ください。
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/ryouji/ippan_ryouken_no_tetsuduki_ichiran.html