ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市の対応)

令和3年2月17日
【ポイント】
●ハノイ市は、市中感染が起きている可能性が高いため、追跡、ゾーニング及びF1からF3に対する検査を迅速に行う,工業団地や外国人専門家の多い地域で無作為に検査を行う等の方針を示しました。(詳細は、以下1を参照ください。)
●邦人のみなさまにおかれましては,万が一,検査の対象になった場合等には,当局の指示にしたがって,落ち着いて行動してください。また,指定病院への集団隔離の対象となった場合には,大使館(+84-24-3846-3000、ryouji32@ha.mofa.go.jp)までご連絡ください。必要に応じ,当局への申入れ等,御相談を承ります
●邦人のみなさまにおかれては,引き続きベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。
 
1 2月15日午後に行われたハノイ市COVID-19対策指導委員会会合では,新たに以下の方針が示されました。
(1)2月16日0時から路上のカフェ、お茶屋及び歴史的遺跡の営業を一時停止する。
(2)市内の各学校では、2月28日まで生徒の登校を止め、オンライン授業を行って学習進度を確保することとする。
(3)ハノイ市疾病管理センター(CDC)によれば、感染者は2月2日から発症していた可能性があり、市中感染が起きている可能性が高い。そのため、各地区は追跡、ゾーニングを迅速に行い、F1からF3に対して検査を行う。
(4)ハノイ市人民委員会は、同市疾病管理センター(CDC)に対して、工業団地(特に感染者が発生している省市から戻ってきた人がいる工業団地)や、外国人専門家の勤務先などで,無作為に検査を実施することを指示した。
(5)感染地域からハノイ市に戻ってきた者,特にハイズオン省Cam Giang県から戻ってきた者に対しては,直ちに検体採取を行う。これらの者は、不要不急の外出を制限し、健康観察を継続的に行う。