令和2年度日本NGO連携無償資金協力 贈与契約署名報告会

2021/3/19
署名報告会
署名報告会
  2021年3月11日,日本NGO連携無償資金協力「有機農業の実践と青少年への環境教育による小規模農家の生計改善と環境に配慮した地域開発事業(第1年次)」及び「キンザン省及びチャビン省の小学校のインクルーシブ教育研修システムの構築事業(第1年次)」署名報告会が,両案件の対象となる省の人民委員会幹部等の参加の下、在ホーチミン日本国総領事館にて開催されました。
 
  署名報告会において渡邊総領事は,「両団体は10年以上にわたり、地道に活動を実施してこられており、これまでにも多くの成果を挙げられ出されている。本年度の事後状況調査の際にも、実施先の行政関係者・団体から高い評価を得ていると聞いており、人々に裨益する効果的かつ適切な事業が実施されていることを大変嬉しく思う。」と述べました。
 
  また,申請団体(特活)Seed to Tableの伊能 まゆ理事長は,「私達の活動は,持続可能性と次世代の2つを大切にしている。農業を通じて次世代とつながり,地域で持続可能な経済を回していけるように地域の皆様に役立つ活動を行っていきたい。」と述べました。
 
  アジア・レインボーの馬場代表の言葉を団体スタッフのキム・ニュン氏が代読し,「2003年活動開始当時,小学校の教育を受けられない障害のある児童は90%以上であった。2009年からNGO無償資金協力の支援をいただき,インクルーシブ教育支援活動がそれまでの省の数校から省のすべての小学校へと広げられた。」と述べました。
 
  署名報告会に続いて,事業成果報告会を開催し,ドンタップ省及びドンナイ省での事業に参加した関係者から経験の共有・紹介がありました。
 
案件概要は以下のとおりです。
(1)案件名 
  「有機農業の実践と青少年への環境教育による小規模農家の生計改善と環境に配慮した地域開発事業」(第2年次)
(2)申請団体
  特定非営利活動法人 Seed to Table
(3)供与金額
  151,966米ドル
(4)プロジェクトサイト
  ドンタップ省
(5)案件の概要
  有機農業の実践と青少年への環境教育を通じて,環境を守りながら,地域の経済の活性化を図り,最も脆弱な状況にある小規模農家の生計改善に繋げていくことを目的としている。具体的活動は,(1)有機農業技術研修と参加型保証制度の実践(2)高校における学校菜園の設置と課題研究の実施(3)定期会合と評価会合の実施を予定。
 
(1)案件名 
  「キンザン省、チャビン省の小学校のインクルーシブ教育研修システムの構築事業」(第1年次)
(2)申請団体
  特定非営利活動法人 Asia Rainbow
(3)供与金額
  121,239米ドル
(4)プロジェクトサイト
  キンザン省,チャビン省
(5)案件の概要
  キンザン省及びチャビン省の小学校教諭および幼稚園教諭に対し、障害ある児童に対するインクルーシブ教育研修システムの構築事業を行うもので、専門家による2週間研修、地区内研修、校内研修及び教育現場のモニタリング等を実施することにより、各学校、地域、省全体の教育機関に対してインクルーシブ教育の指導方法を教授することができるキーティーチャーを育成する。
署名報告会
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