ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ホーチミン市の通達)

令和3年5月7日
●6日、ホーチミン人民委員会は、教育訓練局をはじめとする関連当局及び市内の教育関係機関に対し、5月10日から新たな通知があるまで、市内の教育機関及び職業教育施設おける教育活動を一時停止するよう通知しました。
●邦人の皆様におかれては、感染防止対策に努め、引き続きベトナム政府やお住まいの地域の政府が発表する情報にご注意下さい。
 
1 6日、ホーチミン人民委員会が教育訓練局をはじめとする関連当局及び市内教育関係機関に通知した「市内の教育活動を一時停止することについて」(人民委員会通達第1415/UBND-VX号)の概要は、以下のとおりです。
 
ホーチミン市人民委員会は、2021年5月6日付教育訓練局公文書第1299/TTr-SGDDT号及び2021年5月6日付労働傷病兵社会問題局公文書第14476/SLDTBXH-GDNN号を検討した結果、以下のとおり指導する。
 
(1)2021年5月10日より新たな通知が出るまで市内の教育機関及び職業教育機関(以下教育機関という)の教育施設での直接教育活動を一時停止する。
(2)幼稚園の児童は2021年5月10日より登園を停止する。普通教育機関は、引き続きオンライン学習形式を通じ、定められた時間、知識、技能の学習基準を十分に達成し、2020-2021年度の学習計画を完了する。 
9年生及び12年生の生徒については、2021年学年末の中学及び高校卒業試験の質を担保するため、学校長は学校の具体的な状況を検討した上で、引き続き対面学習の計画を立て、教育訓練局(高校及びエスカレーター式学校の場合)及び教育訓練室(中学校の場合)へ報告する。加えて学校長は、市内の幼児教育及び普通教育に対するCOVID-19予防安全評価基準に定められた各基準、及び政府首相、国家COVID-19予防指導委員会、保健省、市人民委員会の指導、特に5Kを十分に守りつつ、学校教職員及び学生の安全確保に責任を負う。
職業教育機関、大学及び短期大学等は、試験、実習等の活動をオンラインを通じて行わない。同機関の長は主体的に同機関の状況を検討した上で、市内のCOVID-19予防安全評価基準及び政府首相、国家COVID-19予防指導委員会、保健省、市人民委員会の指導、特に5Kを十分に守りつつ、適切な学習形式及び実施方法を決定し、その決定の責任を持つ。
(3)市内の教育機関の教職員は引き続き、定められた専門の任務を十分に実施し、2020-2021年度の学習計画を完了しなければならない。
(4)教育機関が2020-2021年度の第二期(後期)の定期試験を未受験の生徒に対する再試験及び追加試験、また、グローバルに定期的に実施される国際資格等の試験を実施することを許可する。教育機関の長はCOVID-19予防対策措置、特にソーシャル・ディスタンシング、マスクの着用、消毒を十分に守りつつ、同試験実施する期間中の、教職員及び学生の安全確保に責任を負う。
 
(5)教育訓練局は入学試験及び2021年の卒業試験の実施方法を検討し、アドバイスを行い、かつ、2021年の高校卒業試験を安全かつ厳粛に、法令に沿って実施するよう委任する。
 
(6)教育訓練局及び労働傷病兵社会問題局は2020-2021年度を安全に終えるため、厳格かつ十分なCOVID-19予防措置を講じるよう各教育機関に対して指導、指示、検査する責任を委任する。
(7)トゥードゥック市及び市内各区郡人民委員会は教育当局の感染症予防措置をサポートし、各教育機関の入学試験等準備の実施状況を検査、監督する。