社会隔離措置緩和に伴う犯罪増加の注意喚起

令和3年10月7日
社会隔離措置緩和に伴う犯罪増加の注意喚起
 
【ポイント】
  • 新型コロナウィルスの影響により人々を取り巻く生活環境が悪化してきた中で、社会隔離措置の緩和に伴い、街頭犯罪を始めとした各種犯罪の増加が懸念されます。
  • 被害に遭わないために、日常生活の中で用心を怠らず、必要な対策を講じましょう。
 
 
【内容】
ホーチミン市を始めとする南部の各省市では、新型コロナウィルス対策にかかる社会隔離措置が緩和され、10月1日以降、街中に人出が戻ってきています。
 
当地では、これまでも社会隔離措置が緩和されるたびに、街頭犯罪を始めとした各種犯罪が増加する傾向にあります。最近では、公安を名乗る者(私服を着た偽者)がワクチン接種証明としてアプリの提示を求め、これに応じて携帯電話を差し出したところ、それをひったくられる事件も起きているようです。
 
新型コロナウィルスの影響により人々を取り巻く生活環境が悪化してきた中で、社会隔離措置の緩和に伴い、街頭犯罪を始めとした各種犯罪の増加が懸念されます。
特に当地で発生の多いバイク乗りによるひったくり事件のほか、本年に入ってからは、路上強盗事件や住宅侵入窃盗事件などの被害に日本人が遭う事例も確認されています。
 
被害に遭わないためには、「外出時には所持品から目を離さないこと」、「路上での携帯電話の使用はできる限り控えること」、「周囲に不審者や不審車両がいないか常に気を配ること」など、日常生活の中で用心を怠らないことが大切です。
 
また、万が一、不幸にも犯罪被害に遭われた場合でも、生命・身体の安全を最優先に考えた行動を取ってください。相手を追いかけたり、抵抗したりせず、周りの人に助けを求めてください。防犯における最大の優先事項は「生命・身体の安全」です。
 
(発信元)
在ホーチミン日本国総領事館 電話番号:+84-28-3933-3510
ryouji@hc.mofa.go.jp