公邸における日本紹介レセプションの実施

令和4年7月19日
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1 6月16日、渡邊信裕在ホーチミン総領事は、本年3月末に在ホーチミン日本国総領事公邸の改修が完了したことを受け、ホーチミン市及び周辺省市政府関係者、財界関係者、報道関係者及び領事団を公邸に招待し、レセプション形式の日本紹介イベントを開催しました。本イベントには、チュオン・タン・サン元国家主席とファム・ズット・ディエム・ホーチミン市外務事務所副所長をはじめとする多くのゲストが出席されました。

2 また、本イベントでは、日本文化関係者の協力を得て、フラワーアレンジメントのパフォーマンス、デジタルアート展示、つまみ細工の実演、着物展示、張り子細工の展示等を行いました。また、福島県、山梨県、奈良県の日本酒紹介を行うと共に、日本の地方の魅力の発信を行い、多くのゲストから好評を得ました。

3 在ホーチミン日本国総領事館は、今後も公邸を活用した文化紹介や地方の魅力の発信を実施し、多くの方に公邸に足を運んでいただけるようにして参ります。公邸の活用にご関心がある方は、当館広報文化班までお気軽にご相談ください。


【参考】
在ホーチミン日本国総領事公邸は、フイン・タン・ファット元ベトナム祖国戦線中央委員会議長が1940年代に設計した建物とされ、1942年に日本政府が購入しました。1975年以前は、当時南ベトナムであったベトナム共和国と外交関係を樹立していた日本政府のベトナム共和国駐箚日本国特命全権大使公邸として使われ、ホーチミン市の街並みに溶け込む歴史ある建造物として存在してきました。
今般の改修工事では、2021年4月より一年間かけて総領事公邸の改修工事を行い、建設当時の建物の基本構造は変えることなくそのまま維持し、屋根瓦の張り替えや壁の塗り替えなど装いを新たにしました。