タクシー及びバーやカラオケなどでの金銭トラブルの注意喚起

2022/7/30
●最近、ホーチミン市内において、タクシー及びバーやカラオケなどにおける高額請求(いわゆるぼったくりの被害)などの金銭トラブルに関する報告が、当館に対して複数件ありました。
●旅行者や出張者が増えてきている中で、在住者も含めて、当地でぼったくりの被害やトラブルに遭ってしまうとその後の解決が難しいことから、事前の対策と心構えで、被害やトラブルを回避することが大切です。
●また、当地に駐在される企業関係者等におかれては、本邦等からの出張者などに対してもこれらの事柄について十分な注意喚起をお願いします。
 

1.タクシーに関するトラブルとその対策

(1)内容
 6月30日付けで当館から連絡しました「タクシーに関する被害・トラブルの注意喚起」(https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00223.html)の後も、被害やトラブルに巻き込まれた旨の報告が当館に複数寄せられております。
 例えば、「夜間に、1区レタントン通りで路上待機していたタクシー(白色車体に電話番号が記載されており一見すると大手のタクシー会社の車に思えたが、降車時に違うことに気が付いた)に乗車したところ、支払いに際して通常の10倍近くの乗車賃を要求されたため、拒否したところ、手元に出していた財布の上から新聞紙を被せられ、財布の中から現金を抜き取られた」というものがあり、同種の被害報告が他にもあります。
(2)対策
 上記のような事例では、悪質なタクシーが、特に夜間、繁華街近くの路上で客待ちをしていることが多く、飲酒後の乗客を狙っている可能性があります。先日の注意喚起でも、予防法と対処法として記載しておりますが、特に次の点に注意をしてください。
・タクシーを配車する際はできる限りアプリを使い、車両や運転手の情報、料金などについて事前に把握をしておくこと。
・乗車する際にはタクシー会社名をしっかりと確認すること、乗車して不自然な点(メーターの動き方や車内や運転手の様子など)があれば、できる限り速やかに停車を求め、人通りがある場所で直ちに降車すること。
・運賃の精算に際しては、運転手の手が届くところに財布を置いたり、運転手に財布を渡したりしないこと。
 

2.バーやカラオケなどにおけるトラブルとその対策

(1)内容
 最近、ホーチミン市内にある繁華街のバーやカラオケなどで、法外に高額な料金を取る、いわゆるぼったくりの被害に遭った旨の報告が当館に複数寄せられております。
 例えば、「お店の雰囲気に流されて勧められるままにアルコールを注文したところ、高額なアルコールを出され高額請求を受けた」「クレジットカードで支払いをしたところ、後日高額請求だったことに気が付いた」などのケースがあり、中には数十万円から百万円を超える請求になったものなどもあるようです。
(2)対策
 次の点などに留意していただき、トラブルの未然防止に努めてください。
・判断力を失ってしまう程の深酒はしない。
・注文に際しては、メニュー表を見るなどして金額を確認する。
・請求の段階で、事前に同意していない追加料金を上乗せされていたり、知らないうちに注文が追加されていたりした場合には、注文したものの料金に限って支払う旨を申し出る。
・クレジットカードで支払う場合は、その場で支払額を確認する。
・支払いに際して店側から脅迫行為や暴行行為などが発生した場合やその恐れがある場合は、現場から警察(113番)に通報して介入を求める(当地の警察への通報は、言語上の問題もあるためベトナム人の知人などを介して通報することをお勧めします)。
 

3.その他

 上記2のクレジットカード払いにおけるトラブルの他にも、店舗や オンラインでの支払に使ったクレジットカード情報が盗まれて不正利用される事案の発生もあります。これらの対策としては、
・信用できない店やインターネットサイトでは、クレジットカード決済はしない。
・オンライン決済を行う場合は、保護された安全なインターネット環境下で行う。
などが考えられます。
 
 総領事館では、日本人の方の犯罪被害の発生状況を踏まえて、安全対策に関する注意喚起等を行っております。また、当局に対して在留日本人の被害状況を説明し、当地における生活環境改善を目的とした対策を求めることもしております。そのため、被害やトラブルに遭われた際には、総領事館にもご連絡(※)を頂きますよう、ご協力をお願いします。