つまみ細工ワークショップの開催

12月19日、総領事館のさくらホールで「つまみ細工ワークショップ」が開催され、60名の参加者が集まりました。
 
ワークショップでは、講師のLý Thanh Phương氏がつまみ細工の歴史と技法について解説しました。つまみ細工は江戸時代に生まれ、着物の切れ端を使って髪飾りや小物を作る日本の伝統的な手工芸です。布をピンセットで折りたたみ、自然の花や風景を表現する手法が特徴で、近年ではアクセサリーとしても人気があります。
 
講師による説明の後、参加者は、布をピンセットで折りたたんで作った花びらを組み合わせ、美しいつまみ細工の花を作り上げました。つまみ細工の花で作った指輪や髪飾りができあがると、お互いに作品を見比べたり、写真を撮ったりなど、参加者同士が和気あいあいと交流しながら作品作りを楽しみました。
 
今回のワークショップは、つまみ細工の歴史や職人の技について学び、日本文化の美しさと奥深さを感じていただく機会となりました。総領事館では、今後も日本文化を紹介するワークショップを開催し、文化交流を促進してまいります。