テト休暇における注意喚起について

令和7年1月24日
テト休暇における注意喚起について
 
 
 一般犯罪に対する警戒
  人の移動が多くなる旧正月を控え、一般的に犯罪が増加する傾向にあります。昨年末にも同様の注意喚起を行っていますが、恒常的に発生がある路上でのスリ、置き引き、ひったくりの被害に加え、昨年中はタクシードライバーとの金銭トラブルタンソンニャット国際空港離発着の航空機内での窃盗被害イカサマ賭博被害等の報告が多く寄せられています。
 
  また、今月中の当館へは、上記事案に加え、
・ ホーチミン市内を観光中、バイクタクシーのベトナム人男性から声を掛けられ、法外な値段で市内観光へと勧誘された
⇒ 市内観光に勧誘する悪質なドライバーは、日本語で記載されたノートや日本人との観光写真を提示し、観光客を安心させる手法を取る傾向がありますので、注意願います。
・ ホーチミン市内を観光中、日本語を話すベトナム人男性から飲み屋を紹介され、安価で飲酒できると言われて赴いたが、法外な値段の支払いを要求された
⇒ 安価で飲めるという誘い文句には、注意願います。
・ ホーチミン市内を観光中、「中東系の外国人」から声を掛けられ、日本に関する話題で日本円を見せて欲しいと言われ、半ば強引に財布を取り上げられた。後に財布内を確認すると、1万円紙幣が抜き取られていた
⇒ 一旦、財布等を見せてしまうと、強引に取り上げられるという事例もありますので、絶対に財布を出さない、応じないよう、注意願います。
 という被害報告が寄せられています。
 
    テト中は、ホーチミン市1区内のグエンフエ通り等でイベントの開催が予定されています。多くの人が密集するイベント会場では、人と人との距離が近くなり、スリ等の街頭犯罪に遭う危険性が増すことから、旅券、財布等の貴重品の管理に気を付けると共に、外出の際は周囲を警戒して下さい。
  また、テト休暇時にご家族やご友人が当地を来訪される際には、上記事案に対する防犯対策の共有をお願いいたします。