令和6年度「草の根・人間の安全保障無償資金協力」贈与契約署名式

令和7年3月13日
式典の会場の様子
スピーチをする小野総領事
   令和7年2月28日(金)、日本政府による令和6年度後期対ベトナム草の根・人間の安全保障無償資金協力における2つのプロジェクトの贈与契約署名式が在ホーチミン日本国総領事館で開催され、小野益央総領事と各団体の代表者が贈与契約を締結しました。
 
   小野総領事は署名後の挨拶において、「本日署名を行いましたプロジェクトは、基礎保健インフラ改善に関するプロジェクトで、いずれも支援ニーズが高いプロジェクトです。日本政府として、今回、これらのプロジェクトを採択し支援できることを大変嬉しく思います。各団体の皆様におかれましては、契約内容に沿って事業を実施していただくとともに、支援される医療機材が末永く地域住民の皆様のお役に立つよう、機材の維持管理にも十分意を用いていただけるようお願いします。」と述べました。
 
   今回締結した2つのプロジェクトの概要は以下の通りです。
 
   プロジェクトの概要
1.カマウ省総合病院気管支内視鏡システム整備計画
(1)供与金額68,437米ドル
(2)申請団体カマウ省総合病院
(3)案件概要
   カマウ省総合病院に気管支内視鏡システム一式を支援することにより、呼吸器疾患の早期発見及び治療が可能となり、同地域及び周辺地域の医療サービスの向上に寄与する。
 
2.バクリエウ省ドンハイ県医療センターリハビリ機材整備計画
(1)供与金額60,479米ドル
(2)申請団体バクリエウ省ドンハイ県医療センター
(3)案件概要
 バクリエウ省ドンハイ県医療センターに新たにリハビリ関連機材一式(6機種)を支援することにより、専門的なリハビリ治療を実施することが可能となり、患者の生活の質及び同地域の医療サービスの向上に寄与する。
 
贈与契約書を掲げる小野総領事(右)とトー・ミン・ギ カマウ省総合病院 院長(左)
贈与契約書を掲げる小野総領事(右)とグエン・フン・モン バクリエウ省ドンハイ県医療センター 副センター長(左)
小野総領事(中央)と申請団体の方々との記念写真