タクシーに関する被害・トラブルの注意喚起

2022/6/30
【ポイント】
●最近、ホーチミン市内におけるタクシーに関する事件被害やトラブルに関する報告が当館に対して複数件ありました。
●配車アプリを使う、ホテル等のフロント経由でタクシーを呼んでもらう、空港では正規のタクシー待機所において配車担当者が案内をしている大手タクシーを利用する、などに配意して被害やトラブルを事前に回避することが大切です。
 
1 タクシーに関する被害・トラブルの例
最近当館に対して報告のあった被害やトラブルの例は次の通りです。
(1)タンソンニャット国際空港の到着口で「タクシー」と声を掛けられて乗車したところ、降車する際に料金メーターを見せられて、実際は50万ドンの表示であったところ50米ドルを請求され、運転手が怒っていたので怖くなって支払ってしまった。
(2)タンソンニャット国際空港の正規のタクシー乗り場に待機中のタクシー(大手のタクシー会社のものではなく、会社名不明)に乗車したところ、降車する際に料金メーターを見せられて、実際は15万ドンの表示であったところ、150万ドンを請求されたが、知人のベトナム人にその場で電話をして解決してもらった。
(3)ベンタイン市場での買い物帰りに雨が降っていたため、周辺で待機していたタクシーを「VINASUN TAXI」だと思って乗車したところ、メーターの周りが早く、通常の10倍近い乗車賃となった。降車時に確認したところ、車体の色や模様は似ているが違う会社の名前が書かれたタクシーだった。
(4)タクシーから降車する際に財布からお金を取り出そうとしていたところ、運転手に言われるままに財布を渡してしまい、知らないうちに乗車賃以外にも現金をスリ盗られていた。
(5)タクシーから降車する際に、複数の荷物を抱えていたため、運転手がカバンを降ろすことを手伝ってくれたが、カバンに入れていた財布をスリ盗られていた。
(6)タクシーから降車する際の支払中、カバンに入れていた携帯電話を知らないうちにスリ盗られていた。
 
2 被害に遭わないための予防法、被害に遭った際の対処法
 上記のような被害やトラブルは一度発生してしまうと解決が難しいため、まずはそういったタクシーに乗車しないことが重要です。特に旅行者や出張者などの当地のタクシー事情に精通していない方は、次の点などに留意していただき、被害の未然防止に努めてください。
(1)タクシーを配車する際はできる限りアプリを使い、車両や運転手の情報、料金などについて事前に把握をしておく。ただし、アプリで配車した車両に乗り込む場合には、手配した車両情報等と一致することを必ず確認してから乗車すること。
(2)空港では、正規のタクシー待機所(タンソンニャット国際空港では到着口を出て左手に進んだところ)において配車担当者が案内をしている大手タクシーを利用する。ただし、仮に大手タクシーであったとしてもトラブル防止のため、乗車前に車両ナンバーやタクシー車両番号(フロントグラス右手に掲示)を確認しておくなどの警戒は怠らないこと。
(3)タクシー乗車中は、運転手の動向や進行方向、メーターの動き方には注意をし、不自然なことがあれば、停車を求め、できるだけ人通りがある場所で直ちに降車すること。万が一、トラブルが発生した場合には、相手が興奮する場合もあることから、その場では身の安全を最優先に対応し、事後タクシー会社等に連絡して必要な措置を講ずること。
(4)運賃の精算時には、自分の財布の中身を運転手に見せたり、財布を渡したりしないこと。
(5)常に所持品からは目を離さないこと、特にタクシーの乗降時には注意が必要。
 
総領事館では、日本人の方の犯罪被害の発生状況を踏まえて、安全対策に関する注意喚起等を行っております。
万が一被害に遭われた際には、総領事館にもご連絡(※)を頂きますよう、ご協力をお願いします。
 
※当館ホームページ(犯罪被害に遭ってしまったら)
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00310.html